第5回手和会「カタリバ」の報告

タイトル:(SHG活動報告) 「手話で語るSHG~手和会」2020年2月15日(土) レポート

今回は埼玉県戸田市にある「いとをかし」で第五回目のカタリバを開催いたしました。遠くは長野からという参加者がいらっしゃったのにはびっくりしました。「Café いとをかし」のオーナーの入れてくれたおいしいコーヒーとお茶を手に、7人でつらつらと語り合いました。

最初は、日本手話で育ったデフファミリーの参加者の一人は、家の中で会話には問題なく意思疎通はとれたが、外での日本語を伝えるときや理解してもらうための難しさというのはあったという苦労を語っていました。

最初、みなさんは「今の問題」や「目の前の課題」について語っていましたが、次第に過去の両親や兄弟との関わりへシフトしていきました。これは、目前の問題だけではなく、過去の自分と周りとの関わりについて、客観視できている可能性を示していました。

今回は、専門家としてではなくいちスタッフとして参加しましたが、専門的に見れば、一定の効果は得られたように思えたものの、何らかのアプローチが必要になる時が来そうだと思いました。

しかしながら、手話で「家族」のことについて語れる場はまだまだ少ないのです。

これから増えていくことをねがいつつ、わたしたちは活動を続けていきたいと思います。一緒に活動してくださる方はぜひご連絡ください。


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